Debian 12 bookworm LXQt版をインストール - その1 (ブータブルUSB作成、OSのインストール)
先日、普段メインで使っているPCに入っているLinuxを Linux mint 21.1 vera Xfce から Debian 12 bookworm LXQt に切り替えた。
その時にやった手順を大まかにまとめる。
今回DebianをインストールしたノートPCのスペックは以下。
- CPU : Intel Core i7 9750H @ 4.50GHz
- メモリ : 16GB
- ストレージ : NVMe(PCIe 3.0) M.2 SSD 256GB
- GPU : NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti mobile
- 解像度 : 1920x1080
インストール手順
- Debian公式サイトから、debian-12.1.0-amd64-netinst.iso をインストール。
https://www.debian.org/download - インストールしたOSイメージを、ブータブルUSB作成ソフトを使って、USBメモリに書き込む。筆者は Raspberry Pi Imager を使った。
https://www.raspberrypi.com/software/
「OS」にはダウンロードしたisoファイル (debian-12.1.0-amd64-netinst.iso) を、「ストレージ」には書き込み先のUSBメモリをそれぞれ選択し、「書き込む」をクリック。 - DebianをインストールするPCの電源がOFFになっていることを確認し、2. でOSイメージを書き込んだUSBメモリを挿す。
- PCに電源を入れると同時にF7キーを押しっぱなしにしてBoot menuを表示。
このBoot menuを表示するショートカットキーはマザーボードによって異なるので、もしBoot menuが開けなかった場合は、PCを再起動しF7〜F12, Del辺りのキーを片っ端から押して、どのキーがショートカットになっているのか確認してください。 - 上下キーでUSBメモリの項目を選択しEnter。
- 出てきたメニューの中の「Graphical install」を選択しEnter。インストーラを立ち上げる。
-
各種設定を行う。
- Setect a language : 「日本語」を選択。
- 場所の選択 : 「日本」を選択。
- キーボードの設定 : 「日本語」を選択。
- ネットワークの設定
- ユーザとパスワードのセットアップ
- 新しいユーザの本名 : 任意。別に本名でなくても良い。
- root のパスワード : セキュリティを厳重にしたいなら任意のパスワードを記入。sudoでサクッとrootにログインしたいなら空欄のまま「続ける」を押す。
- あなたのアカウントのユーザ名 : 任意のユーザ名を記入。
- 新しいユーザのパスワードを選んでください : 任意のパスワードを記入。rootのパスワードとは異なり、こっちは入力必須項目。
- 新しいユーザの本名 : 任意。別に本名でなくても良い。
- ディスクのパーティショニング
- パッケージマネージャの設定
- popularity-contest を設定しています
- Debian パッケージ利用調査に参加しますか? : 「はい」を選択。
- Debian パッケージ利用調査に参加しますか? : 「はい」を選択。
- ソフトウェアの選択
- Setect a language : 「日本語」を選択。
- 「インストールは完了し、新しいシステムを...」の画面が出たら、USBメモリを抜いて「続ける」を押しPCを再起動。
途中、GRUBメニューが表示されるので「Debian GNU/Linux」を選択する。 - サインイン画面が表示されるので、先程設定したユーザ名、ユーザのパスワードを使ってサインイン。
これでOSのインストールは完了。初期設定、ドライバのインストール等の手順は次回。